割引制度を利用してレーシック手術ブログ:14年02月23日
子どものころ習っていたバレエ…
やめてからもずっと憧れていた。
むすめが3歳でバレエを始めると、レッスン日が楽しみになった。
観ているだけで幸せだったが、
通い始めて間もなくささやかな夢が芽生えた。
「ミーも、もう一度バレエをやりたい」
でも、幼い男の子はどうする?
バレエなんて専業主婦にはぜいたく。
第一、からだが硬すぎるし、どうせミーなんか無理…
そんな言い訳で、込みあがる気持ちを閉じこめていた。
そうして数年が過ぎ、
男の子の入園が決まった時、ミーの思いは一気に込みあがった。
このままやりたい事をあきらめて過ごすのは嫌だ!
自分の気持ちに正直になる決心をしたミーは、
むすめのバレエ教室の大人クラスに体験に行くことにした。
当日は、
いつもの教室に入るだけなのに緊張してドキドキ。
先生のいつもの笑顔にほっとし、周りを見まわす。
みんな何てからだが柔らかいんだろう…
本当にミーにできるのかしら?
お絵描きしながら待つ男の子を気にしながらのレッスンだが、
ミーは必死だった。
もちろん、夢見ていたバレリーナのようにはいかない。
脚は伸びず、上がらず、開かず…
子どものころはもう少し何とかなっていたはずだけど…
背中には奇妙な汗が滴るのを感じた。
レッスンが終わると、
脚はぱんぱん、からだはガチガチでへたり込んでしまった。
歳かな、情けない…と思いながらも
不思議と気持ちは軽かった。清々しかった。
一ヶ月に2回のペースで通うことに決めると、
ミーは胸がわくわくした。
お鍋をかきまぜながらバーレッスン、
歯みがきしながらひざのスクワット、
テレビを観ながらストレッチ…
自然にからだが動き、背筋がすっと伸びるようになった。